平成22年度 第1期「とちぎの教育未来塾」 実施報告 第10回

第10回 (3月5日 最終日)
講話「保護者の願い」
栃木県PTA連合会副会長の栗﨑卓二氏、同会教育課題委員長の渡邉宏幸氏をお招きして、保護者が考える理想の教師像や若い教員に期待すること等についてお話を伺いました。
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お二人の話 | 受講者からの質問 |
- 受講者アンケートから
- 教師に求めること、期待することなどを話していただき、これからどのような教師を目指していくか、もう一度考えるきっかけになりました。保護者の方への対応も大切ですが、何より毎日子どもと真剣に向き合うことが大切だということがよくわかりました。(現職の教員)
- 熱い想いや教師を志したときの夢をもって頑張ってくださいというお話に勇気をいただきました。また、保護者の方との対応でも、しっかりとした説明と姿勢で臨むことがやはり大切なのだと再認識しました。(現職の教員)
- 失敗してもそれにめげずに熱く燃えている先生がよいということが聞けてよかったです。保護者の方に何か言われたらどうしようと怖がらず、真摯に子どもたちと向き合えばよいのだという自信をもつことができました。(学生等)
- 大学生の自分には保護者のお話を聞く機会はほとんどないので、とても貴重なお話が聞けてよかったです。どういう教師が望ましいのか、どんなことはしてほしくないのか等、具体的に分かりやすくお話しいただけて非常に参考になりました。(学生等)
閉講式
- 修了証授与
- 受講者一人一人に、総合教育センター所長から修了証が手渡されました。
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閉講式の様子 |
- 閉講あいさつ
- 総合教育センター瓦井千尋所長から閉講にあたってあいさつがありました。受講者の皆さんへのはなむけの言葉として、本当の意味で「先生」と呼ばれるためには自己研鑽が必要であること、単に1対40の関係だけでなく、その子どもにとっての「私の先生」になってほしいということを伝えました。
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閉講あいさつの様子 |
- 受講者代表あいさつ
- 受講者を代表して、小学校の教員と大学4年生の受講者の方から、半年間を振り返ってのあいさつがありました。
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受講者代表あいさつの様子 |
- 受講者アンケートから(「とちぎの教育未来塾」全体を通して学んだこと、感じたことなど)
- この研修には、小・中・高校、様々な校種の先生と学生さんが集まっており、意見交換する場が多く設けられていたので、ふだんは小学校しか知らない私にとって、とても新鮮で、刺激的でした。また、たくさんの指導例、資料をいただけたのはとても参考になりました。技術的なこと、理論的なことを勉強させていただくだけでなく、いろいろな人のいろいろな教師論、指導アイデアにふれ、私自身考えるきっかけにすることができました。(現職の教員)
- 他校の先生や学生の方たちと毎回ちがうテーマについてディスカッションし、発表し合うことを通して、自分自身がどのような教師になりたいのかということについて、自分なりのイメージが少しずつ見えてきました。(現職の教員)
- 普段なかなかこのような研修の機会がなく、特に臨採の教員は、初任者研修のような研修を受けることもなく、現場で何年も仕事をしてきてしまったということがあります。早いうちに、このような研修を受ける機会があるのはとてもうれしいことです。若いうちだからこそ、多くの基礎的な知識を身につけられるのだと思います。また、同じ意欲をもった人たちとの出会いやコミュニケーションは明日からの糧となります。充実した研修を受けられたことに感謝しています。(現職の教員)
- この半年間、多くの講座を受け、実際に現場で役立てられそうな学びができました。そして、何より学生の私にとって、現役の教師の皆さんとお話ができることで、学校の今、教師の今を知る有意義な時間になりました。ここで知り合った方々には、これからもお世話になると思います。ただ講座を聞くだけでなく、体験しながら学べて楽しかったです。学生のうちに、このようなとちぎの教育未来塾が開講され、参加できて本当によかったです。4月から栃木県の教員としてがんばろうというやる気も増しました。(学生等)
- 各講座にたくさんの要素が入っていて、毎回交通費をかけて参加してよかったなと思っています。教員の方々とのお話も毎回参考になりました。当初の目的だった栃木の教育の今を知ることと先生同士でのネットワークをつくることが見事できました。来年度もぜひ参加したいです。(学生等)
- 私は「とちぎの教育未来塾」の受講を通して、教育観を揺さぶられました。それは、きっと私の教育に対する考え方がまだまだ未熟で未完成だったからだと思います。でも、教師としてここは譲れないという部分は固めることができたと思います。(学生等)