平成23年度 第2期「とちぎの教育未来塾」 実施報告 第4回

第4回 (11月26日)
講座「幼稚園・保育所・小学校の連携」
![]() |
![]() |
講話の様子 | |
![]() |
![]() |
グループでの研究協議 |
- 受講後のアンケートから
- 意識はしていても、忙しい中で、つい「これはできないだろう。」と決めつけて、自分がやってしまっていることがあるように感じ、反省しました。教師として、子どもの「やってみたい」気持ちを大切にし、子どもの活動を見守り、「待つ」心の余裕を忘れずにもっていようと思います。(現職)
- 上れない段差、下りたくない段差を滑らかな段差にするためにどうすればよいかということについて話し合うことができてよかったです。日頃1・2年生を見ていると、このような状態が見られることがあるからです。校種が変わるごとに一からスタートでは効果がうすれてしまうと思うので、連携して教育ができるようにし、子どもたちがよりよく成長できるように頑張りたいです。(現職)
- 小1プロブレムという言葉は知っていましたが、小学校に入学して「下りたくない段差」があるということは初耳でした。1年生も彼らなりに一生懸命考え、活動しているということをしっかり受けとめ、子ども自身にやらせたり任せたりすることも大切だと思いました。(学生等)
- ダンゴムシの例がとても興味深かったです。実際に起こったことだけでなく、その背景まで探り、子どもの思いに気付いてあげなければいけないと改めて思いました。グループ協議では、実際に1年生を担任している先生方のお話を伺うことができ、1年生の実像を踏まえて、担任として配慮すべきことを考えることができました。(学生等)
講座「保護者の願い」
![]() |
![]() |
栃木県PTA連合会 副会長 小林隆人氏(左)と監事 齊藤隆則氏(右) | |
![]() |
![]() |
講師のお二人へのインタビューを熱心に聞く受講者の皆さん |
- 受講後のアンケートから
- 保護者の方が学校や教員に対して思っていることを聞くことができ、とても勉強になりました。子どもを指導するとき、目の前のことだけを考えて指導してしまいがちでしたが、社会に出たときに対応できるか、子どもたちの将来のためになっているのか、ということを考えるようにしたいと思います。 (現職)
- 学校の運営に当たって、保護者の方々の力がたいへん大きな支えになっているのだなと改めて感じました。子どもの成長のために、学校・保護者・地域が三位一体となって当たることが大切だと思いました。(現職)
- 近年、モンスターペアレントなどが話題になり、保護者は怖いというイメージをもっていました。しかし、今回の講話を聞き、保護者の方は、本当は協力的で、教師とのコミュニケーションを大切にしているということを知ることができました。一緒に協力して、子どもの成長を支援していくことが必要なのだと学びました。(学生等)
- 学生の立場からすると、PTA会長と教員がそれほど距離が近いという印象はありませんでした。今回、講話をお聞きし、何かあれば積極的に相談をしてもよいのか、と気付き、目からうろこが落ちる思いでした。保護者の方々の意見を聞けることは、学生の立場ではなかなかないため、大変興味深く聞かせていただきました。(学生等)