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・ 普通教科「情報」の指導と評価について

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V 普通教科「情報」の指導体制づくりと準備
 
1 全教職員間の共通理解
 1ページで述べた通り、普通教科「情報」は、小学校、中学校、高等学校を通しての情報教育の目標や体系に沿って位置付けられています。したがって、普通教科「情報」の目標を達成するためには、校内全体の情報教育に対する理解とそれを推進する体制作りが不可欠になります。また、教育の情報化で校内にコンピュータや情報通信ネットワークが導入されつつある中で、情報教育の推進と校内の情報機器の効果的な活用は一体になって進めていく必要があります。今、学校においては、校内の情報教育と情報機器の活用を図るための組織をつくり、全職員に理解を図り、教職員自身の情報リテラシーを高めるための研修などを充実させていくことが強く求められています。
 教科「情報」の指導者は、こうした校内の情報化及び情報教育の推進に積極的に関わっていくことが大切です。そのことが、情報教育全体の目標を達成し、普通教科「情報」の学習効果を相乗的に高めることにつながるからです。
 普通教科「情報」は、新設された科目であるため、科目のねらいや内容について理解している教職員は、教科「情報」の指導者の他には多くないと考えられます。従前のコンピュータや情報処理の学習のイメージが根強く残っていると考えられます。
 そこで、全教職員に対して、情報教育の内容の理解を含めて、普通教科「情報」について理解を図るための場を設定することが大切です。授業の展開や実習などについては、研究授業や授業研究などを通して共通理解を図ることができます。
 
教職員の理解を図る場の設定
 <校内研修会>
  ・ 情報教育の趣旨と体系の理解
  ・ 普通教科「情報」のねらいと内容の理解
  ・ 教師の情報リテラシーの理解と向上のための研修
 <研究授業・授業研究会>
  ・ 普通教科「情報」の実習の指導
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