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・ 普通教科「情報」の指導と評価について

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2 普通教科「情報」の目標
 普通教科「情報」の設定の趣旨は、教育課程審議会の答申に次のように述べられています。
(ア) 情報化の進展を背景に、これからの社会に生きる生徒には、大量の情報に対して的確な選択を行うとともに、日常生活や職業生活においてコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用し、主体的に情報を選択・処理・発信できる能力が必須となっている。
(イ) また、社会を構成する一員として、情報化の進展が人間や社会に及ぼす影響を理解し、情報社会に参加する上で望ましい態度を身に付け、健全な社会の発展に寄与することが求められている。
(ウ) 我が国社会の情報化の進展の状況を考えるとき、情報及び情報手段をより効果的に活用するための知識や技術を定着させ、情報に関する科学的な見方・考え方を養うためには、中学校段階までの学習を踏まえつつ、高等学校段階においても継続して情報に関する指導を行う必要がある。
(教育課程審議会答申平成10年7月より)
 普通教科「情報」の目標は、高度情報通信社会で必要となる「情報活用能力」(情報活用の実践力、情報の科学的な理解、情報社会に参画する態度)をバランス良く、総合的に育成することです。学習指導要領では、次のように示されています。
高等学校学習指導要領における普通教科「情報」の目標
 情報及び情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して、情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ、情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
(高等学校学習指導要領より)
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