調査研究
- 情報モラル指導資料
-
-
インターネットは「いつでもどこでも」接続できるので、有害情報への接続、情報モラルに反する行為などは、学校だけで防ぐことはできません。学校は、保護者や地域の方々の理解と協力が得られるような働きかけをしていきましょう。
<保護者に啓発を>
子どものインターネット利用の実態を保護者は知らないことが多いといわれます。また、子どもに自由に使わせていながら、保護者があまりインターネットを利用しておらず、その世界を十分には理解していない場合も多いはずです。
学校便りや通知、保護者会などで、インターネット利用の光と影の部分を伝えていきましょう。
また、学校で作成しているネットワーク利用のガイドラインや運用管理規定などは、学校だけでなく家庭でも守るべき内容がたくさんあります。保護者会などでわかりやすく説明し、情報社会におけるルールやマナーを守ることの大切さを理解し、家庭でも実践する協力体制を築きましょう。
<インターネット講習会などの開催>
インターネットを体験したことのない保護者や地域の方々には、学校が中心となって講習会を開催すると理解を得ることができるでしょう。
講習会では、インターネットの効果的な活用法を紹介するとともに、有害情報や情報モラルの問題を取り上げると効果的でしょう。
<地域の子どもを守る連絡会・生活指導連絡会などでインターネットの問題を取り上げる>
子どもの安全を守るための連絡会等が、警察や地域の関係者ですでに組織されている地域も多いのではないでしょうか。
このなかで、インターネット犯罪や有害情報などについても取り上げ、その理解を図り、協力体制を築いて行きましょう。