<情報化に対応した機能的な組織づくりを>
管理運用業務の複雑化、コンピュータやインターネット活用の促進、教員の指導力の向上、モラルやセキュリティへの対応など、情報化に伴う業務が拡大しています。学校の実情に応じ、機能的な組織を構築しましょう。
<モラルやセキュリティに対応したシステムの管理運用を>
学校のコンピュータネットワーク環境のシステム的な対応ができていないと、児童生徒が有害情報に接したり、不正行為をはたらいたりする隙を与えることになります。
セキュリティホールへの対策、有害情報に対するフィルタリングソフトの導入などによりシステムの脆弱性を可能な限り少なくすることが、インターネット社会の被害者や加害者にならないための対策として重要です。
<ガイドライン・運用規定の整備と定期的な見直しを>
モラルやセキュリティに配慮した「コンピュータの管理運用に関する規定」「インターネットの利用規定」「ホームページ作成規定」「児童生徒の利用のきまり」などを作成するとともに、その定期的な見直しを図りながら、それに基づき、しっかりと管理運用していくことが求められます。
<問題が起こったときの対応を考えておきましょう>
情報社会で発生している事件・事故は、児童生徒であっても大人が起こす問題と変わりません。事件・事故が起こった場合、最近の事例が示すとおり、社会的に大きな問題に発展するおそれもあります。
もし問題が発生した時に速やかに対応できるように、問題の掌握と対応をどのようにするか、具体的な事例研究をとおしてシミュレーションしておきましょう。
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