目
的 |
幼小の教育活動や指導方法の違いを深く理解した上で、幼小の円滑な接続の重要性や接続期のカリキュラムの充実について指導的な役割を担える人材の育成を図る。
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日
時 |
令和7年5月23日(金) 13:30~16:00
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対
象 |
市町教育委員会、保育主管課により選定された幼稚園、幼保連携型認定こども園、保育所、小学校、義務教育学校の教職員 12名(幼6名、小6名)
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研
修
内
容 |
講話 「幼小接続の推進者に求められること」
講話 「学びの基盤を培う幼児教育と小学校生活科」
成果発表 「1年間の研修を通して」
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講
師 |
県総合教育センター幼児教育部・県幼児教育センター職員
令和6年度幼小接続推進者研修受講者
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研
修
の
様
子 |
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県総合教育センター幼児教育部長
県幼児教育センター長 挨拶
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講話「幼小接続の推進者に求められること」 |
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講話「学びの基盤を培う幼児教育と小学校生活科」 |
成果発表「1年間の研修を通して」 |
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研修者打合せ |
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研
修
評
価
・
振
り
返
り
シ
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ト
か
ら |
○ 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
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そう思う
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そう思わない
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1
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2
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3
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4
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満足度・活用度
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幼 |
6(100.0%) |
0(0%) |
0(0%) |
0(0%) |
小 |
5( 83.3%) |
1( 16.7%) |
0(0%) |
0(0%) |
全体 |
11( 91.7%) |
1( 8.3%) |
0(0%) |
0(0%) |
○ 研修者の声
【幼児教育施設】
- 研修を受けて、幼小の架け橋期がいかに重要であるのかを実感することができた。自身の保育を見つめ直し、ペアの先生と協力しながらテーマに沿ってカリキュラムを作成し、子どもたちとの関わりを大切にしながら1年間取り組んでいきたい。
- 昨年研修を受講した先生方からの発表を聞けたことは、今後、自分がするべきことが理解でき、とても参考になった。小学校の先生と意見交換をする機会はなかなかないので、この研修はよい機会になると感じた。
- これまでの子どもたちとの日々をこの研修の「ねらい」から振り返ると難しく感じてしまった。しかし、研修概要や講話を聴いたり、小学校の先生と話したりすることで、難しく考えすぎていたと感じた。当たり前に目にしている日常の子どもの姿や保育をうまく言葉にしていけるようこの研修を通して学びたい。
- どんなことをやるのか不安に思っていたが、講話や昨年度の研修受講者の発表を聞き、改めて架け橋期の大切さを確認することができ、これからの研修の見通しをもつことができた。せっかくの機会なので、楽しみながら研修に参加したいと思う。
- 成果発表を聞き、具体的にどのようなことをやるのかを知ることができた。今後の取り組みについてはまだ不安だが、ペアになった先生と話をしながら進めていけたらと思う。
【小学校】
- 低学年を担任することが多く、幼児教育施設の先生方と情報交換をする機会はあっても、なかなか幼児教育について考え、理解するまでには至っていなかった。今回、研修に参加することで、今まで自分が指導してきたことが適切なものだったのかなども振り返り、一緒に研修する保育所の先生と情報を共有していきながら進めていきたいと思った。
- 担任をしている1年生の架け橋期を大切にしたいと思った。小学校1年生の担任として、幼稚園や保育園での活動やねらい、保育について知ることはとても大切なことだと感じた。
- 幼稚園と小学校で同じ動き方はできないが、幼小で同じめあてをもって学びに向かうことはよいことだと感じた。子どもたちの自由な発想をよしとしない空気がまだ残っているように感じることがある。子どもたちの自由な発想ややる気を上手に汲み取って生かしていける教育のあり方を考えていく必要があると思った。
- スタートカリキュラムを基に、架け橋期である今を大切にしながら学習面、生活面を指導している。今年度、本研修を通して、この時期に必要なことや大切なことを学んでいき、日々の授業や生活の工夫改善に努めていきたいと思う。
- 昨年度、第1学年担任兼特別支援教育コーディネーターとして、いわゆる「小1プロブレム」と呼ばれる不適応行動の予防及び早期解決に尽力した。学級経営や児童指導、個別の配慮等、組織的に多岐にわたる支援を行った。また、町の「架け橋期のカリキュラム」編成に携わり、幼児教育の奥深さを知ることができた。そのような中で、「生活科」の授業の際に「次はこれをやればいいのか。」あるいは「何をやればいいんだ。」と指導書を見ることが私のずっと抜け出せない課題であった。本日の講話等を聴くに、生活科は幼小の学びの要である。学習指導要領の目標・内容を満たして、生活科を「経験カリキュラム」的に実施したいと考えた。教科の中心に児童の経験を置き、仕掛けを講じて、児童の気づき・学びを導きたい。自身の幼小連携のやりたいことが頭の中により明確になってきた。
- 保育園の先生と密にコミュニケーションをとる機会はあまりなく、交流しながらジョイントカリキュラムを作成することが不安もあるが楽しみになってきた。
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