○ 日頃の実践について振り返ったこと、今後の実践に生かしたいことなど
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研究主題について園内研修で話し合う機会をもて、改めて日頃の保育を見つめることができた。常に保育を振り返り、話し合える環境作りをしていくことも大切なので、今後も心がけていきたい。
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本研修全体を通して幼小連携について深く考え、難しさと重要性を強く感じた。研究での学びを園全体にさらに広げていくことで、この取組を継続して行っていきたい。
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教育課程を読み込んだ上で職員同士の話合いを行った。今まで曖昧になっていた育みたい力等をよく理解することができたため、今後は教育課程を踏まえて保育を考えていきたい。
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小学校との情報交換会の時には、子どもの姿や経験を「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を用いて小学校の先生方に語れるようにしていきたい。
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子どもの姿から保育のねらいや意図を明確にして、遊びや学びをつなげ保育していくことで、小学校の先生にも具体的に伝えることができるのだと実感した。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を活用し、小学校との連絡会や要録に生かしていきたい。
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小学校に向けて、繋がりを重視した保育活動や生活の見直し等を行うことができた。今後は、今の保育を基盤に情報を明確化、見える化し、積極的に発信していくための取組を考えていきたい。
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子どもたちが『好奇心』『集中力』『創造力』『コミュニケーション能力』等、生きていくために必要な様々な力が獲得できるように、今後も遊びを通して学ぶということを大切に保育していきたい。
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こども園と小学校の架け橋において、自園として情報交換のしやすさはありつつも、お互いにあと一歩が歩み寄れず、互いに目指すべき子どもの姿を深く語り合う場が作れていなかった。また、保護者の就学への不安も、架け橋期の子どもの姿に反映されていることも、研究を通して見えてきている。今後も園内、保護者、行政関係者に対し様々な方法を用いて働きかけを行うことで、円滑な接続に向けて進めていきたい。
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カリキュラム作成において必要な視点と意識すべき点について振り返り、今の自園のカリキュラムの改善点や不足していた内容に気付くことが出来た。幼小連携のより良い方法を今後も模索し続けながら、まずは園内連携も高め、就学期の子どもたちが対面する段差を少しでも減らせるよう、引き続き努力と改善を続けていきたい。
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幼小の接続については近年コロナ禍もあり、小学校との交流や情報共有、連携が出来ていないことなど不安に思っていた。今回の研修がきっかけとなり、園全体で小学校に入学してからのスタートカリキュラムについて学び合ったり、自園の保育を再確認して見直したりすることで、改めて幼小の接続の大切さを実感した。また、今回小学校と連絡を取る事ができ、組織体制をこれから調整していく予定である。引き続き幼小の接続の実現に向けてこれからも携わっていきたい。
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「遊びを通して学ぶ」は日頃から意識してきたが、今回の研修を通して改めて環境を通した学び、遊びを通した総合的な指導、一人一人の特性に応じた対応、発達に必要な体験の積み重ねが大切であることを感じた。そしてこれらのことが基盤となって小学校、中学校へと上手く繋がっていけるように連携していきたいと強く思った。私の研究は架け橋の第一歩だが、今回の研究で小学校との関わりがもてたので「遊びを通した学び」のドキュメンテーションを活かして交流をしていきたい。
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小学校で学ぶ教科が今の年長組の姿からどのようにつながっていくのか、日頃の保育を新しい視点から見直すことができた。また、実際に小学生と交流を楽しむ中で、子どもたちの成長への見通しをもつことができ、よかったと感じた。
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日頃の保育の振り返りを持ち寄り、教育目標や行事と照らし合わせながら子どもたちの育ち(変容)を共有することができた。それらを踏まえて、就学前に経験しておくべき取組の手立てとなる課題が見出せたように思う。研修の学びを活かし、教員同士の情報共有を密に取りながら進めていきたい。また、自園の中で完結するのではなく小学校との連携を心掛けて、発信していくべき情報を提供しつつ小学校の単元構成を学びながら連携を深めていきたい。