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研修

  • 令和4(2022)年度 合同研修〔幼小〕


幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続を目指して、幼・こ・保・小・義の教職員が子どもの育ちを共有し、接続期の教育を充実させるための資質・能力を養う。

(河内・上都賀) 令和4年10月20日(木)13:30~16:00 各学校等
(下都賀・那須) 令和4年11月 8日(火)13:30~16:00 各学校等
(芳賀・塩谷南那須・安足) 令和4年11月14日(月)13:30~16:00 各学校等

幼稚園、認定こども園、保育所:年長担当者 等 
小学校、義務教育学校:教員



講  話「諦めずに最後までやり遂げる子どもを育む」
協  議「幼小接続期にふさわしい指導の在り方を考えよう~やり遂げる力を視点に~」

幼児教育センター職員 教育事務所職員













0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 17 85.0% 2 10.0% 1 5.0% 0 0.0% 0
24 88.9% 2 7.4% 1 3.7% 0 0.0% 0
61 91.0% 6 9.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
174 92.6% 14 7.4% 0 0.0% 0 0.0% 0
276 91.4% 24 7.9% 2 0.7% 0 0.0% 0

1 講話「諦めずに最後までやり遂げる子どもを育む」
【研修目標】
 幼児教育と小学校教育との違いについて理解し、やり遂げる子どもを育むことを視点に接続期の教育において大切にしたいことを考える。


2 協議「幼小接続期にふさわしい指導の在り方を考えよう~やり遂げる力を視点に~」
【研修目標】
 やり遂げる力を視点に接続期の指導の在り方について考え、日頃の自分の指導を振り返る。


★研修者の声
 【幼稚園・こども園・保育所】
  • やり遂げる力を育めるよう、自分なりの思いや考えをもって取り組む姿を大切に、子どもたちの主体性を大切に保育を行っていきたいと思った。
  • 子どものやってみたいという気持ちを大切にすることや、できたことを褒める、安心できる場を作るなど、小学校と幼稚園で共通の認識のものもあると感じた。スムーズに小学校へと接続できるよう、先生方との意見交換やお互いの教育を知ることを大切にしていきたい。
  • 好きな遊び、興味を持ったことにはとことん遊び込めるように、環境を作っていく事を日々心がけている。遊び込んだ経験、満足感、集中力などは小学校の授業となった時にも繋がっていくのではないかと思った。
  • 園でも大切にしている「子どもを中心に考える」ということが、研修を通してより具体的になった。また、小学校の先生方も私たちと同じ思いをもっていることが分かり、近い存在に感じられたので良かった。
  • 「こうしよう」という目的意識に支えられて活動が展開しているか、力をもて余したり遊びが停滞したりしていないかという事を意識ながら、小学校への接続に向けて保育していきたいと思う。
  • 自分自身の保育において、子どもたちの一人一人の、あるいは集団としての【育ち】は重視してきたが、【学び】についての取組が足りなかったかと気付かされた。子どもたちのやってみたい!や興味関心と結びつけて、子どもたちの学びが深まるような保育を展開していけたらと思う。
  • 教育課程の構成原理は違っているが、『粘り強く取り組んでいる姿』『やり遂げる力を育むための力』などは、小学校も保育園もあまり子どもの姿は変わらないと感じた。だからこそ、幼小の接続を円滑にすることで、子どもたちの成長に大きく関わるのだと実感できた。
  • 小学校の先生方と話し合いをすることで、現在の1年生の姿や指導方法、大切にしていることなどを学ぶことができた。今回の研修について園で共有することで、園全体で日頃の保育、カリキュラム等見直していきたいと感じた。
  • 小学校、幼稚園の職員と話したことで、幼小接続期における指導の在り方や今後の関わり方などを改めて考えていくことができた。
  • 幼小の連携として、保育や授業を互いに参観したり、合同研修の場で情報を共有したりしていくことの大切さも感じたため、そういった機会を増やしていけるようになるとよいと思う。
 【小学校】
  • 今まで基本的な生活習慣や学習訓練に力を入れていたが、子どもの思いや、やる気を大切にし、成就感を得られるように支援することが大切だと改めて感じた。
  • 幼稚園・小学校どちらでも、方法は少し違うが、子どものやりたい・がんばりたいを大切にしていることがわかった。子どものやりたい気持ちを伸ばせるような授業での導入の工夫・具体物の使用などを、大切にしていきたい。
  • やり遂げる力を育むために、子どもたちの「主体的に取り組む姿」「新しいことに挑戦する姿」を大切にしたいと思った。そのために、目的意識を持たせることに焦点を当てたい。その際に教師の敷いたレールを歩むだけの内容にしないように、思いや考えを認めつつ、児童のやり遂げようとする姿を支えていきたい。
  • 子どものやり遂げる力を育むために、子ども自身ができたという経験を増やしていきたいと思った。そのために、係活動や行事、授業などにおいて活躍の場を教師側が意識して取り入れていくこと、教師が手伝ってあげるのではなく、じっと見守ることも大切であると思った。
  • 子どもたちに押し付ける指導ではなく、子どもたちが自分からやりたいと思える状況をつくることで、やり遂げる力だけでなく、できたという自信が育めることを学べた。
  • 幼稚園や保育園での学びを大切にして、1年生の子どもたちに接していきたいと思った。また、1年生だからこそ、できることややりたいという前向きな気持ちはたくさんあるので、一人一人の気持ちを尊重した指導を行っていきたい。
  • 1年生は、やれることがたくさんあることを再確認した。スタートカリキュラムは書き足したいことがたくさんあったので、きちんと見直していき、今後に生かしたい。
  • 幼児期の教育が育ててきた力をきちんと理解し、小学校の教育に生かしていくことが大切だと感じた。以前は、「1年生はできなくて当たり前」という意識だったが、そうではない。育ってきた力を土台にして、スタートカリキュラムの見直しに生かしていきたい。
  • 幼小の円滑な接続のためには、育ちや学びの連続性を考えなから、それぞれの教育を理解した上で、指導を行うことが大切であることがわかった。
  • これまでの発達の状況や幼児期の学びをつなげるためには、幼小の教育を共有していくことが必要だと思った。そのためにも、今回のような幼小の先生方との話し合いの場が大切だと思う。
  • 時間で行動することや、集中して学習活動に取り組むことなど、学年が上がるとできて当たり前と考えがちなことも、発達段階を考えると、丁寧な支援や指導が必要なのだと感じた。自己肯定感や自信を育むためにも、低学年に限らず、学校全体で、認め・褒めることを心がけて児童と向き合い、子どもたちの気持ちを大切にしたい。

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