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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 令和5(2023)年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 1 主体的な学びを支えるかかわり
    ― 教師のことばかけに着目して ―
  • 壬生町立壬生小学校 瀬端 成基
  • 内地留学生研究集録(53集)pp.3-6
  •  授業は、教師と児童が日常最も多くの時間を共に過ごす場である。教師は様々なかかわりによって児童の主体性を高めようと支援しており、中でも教師のことばかけが児童に与える影響は大きいと考える。そこで、児童の主体的な学びを支えるために、授業における教師のことばかけに着目することを通して、日々の授業をかかわりの視点から捉え直したいと考えた。具体的には、抽出した学級で授業観察を行い、気付いたことや考えたことを授業者と話し合う中で、児童の主体性を支える教師のことばかけについて省察した。教師が児童の考えや気持ちを理解しようとし続けることが大切だと再確認するとともに、「分からない」ということを安心して表現できるようにすることや、児童同士の学び合いを促進することばかけを重ねることが有効であると明らかにすることができた。




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