目 的 |
学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。 |
日 時 |
平成23年6月23日(木) 9:30~16:00 |
対 象 |
高等学校、特別支援学校の新任教務主任 |
研修内容 |
1 講話「特別支援教育の概要」
2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」 |
講 師 |
県教委事務局特別支援教育室長補佐
県教委事務局学校教育課副主幹
県教委事務局教職員課長補佐 |
研修の様子 |

講話「特別支援教育の概要」
|

講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」 |

講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」 |
|
|
研修評価・振り返りシートから |
- 0 研修の満足度
- 満足度
|
満足 |
 |
不満足 |
|
4 |
3 |
2 |
1 |
研修満足度 |
48.1% |
51.9% |
- |
- |
- 1 講話「特別支援教育の概要」
- 【研修の目標】
喫緊の課題の一つである特別支援教育の概要について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮した、特別支援教育コーディネーターを中心とする組織的な特別支援教育の在り方を知る。 |
- 【主な意見・感想、参考になったこと】
- <校内研修・校内体制>
- 校内研修の必要性を感じました。
- 発達障害について理解できていない教員もいます。研修会を通して教員の理解を深めることが必要だと思いました。
- 外部講師による事例研究会を実施していますが、特別支援学校にも相談できることを知りました。
- LDやアスペルガーと思われる生徒が目立ち始めています。個別の生徒対応ばかりでなく職員の研修を計画しなければならないと思いました。
- <連携>
- 特別な支援が必要な新入生に関して、特別支援教育コーディネーターを中心に、中学校だけでなく、特別支援学校と連携したいと思います。
- 発達障害なのか単なる気質なのかを見分けるための指導助言、発達障害に起因する学校不適応生徒の具体的指導法についての助言を、特別支援学校の先生からいただきたいと思います。
- 今年度は、地域の中学校・高等学校の連携体制を強化できるよう中・高の先生方にお集まりいただいて情報交換をしています。地域の特別支援教育のセンター的役割を果たせるよう努力しているところです。
- 2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
- 【研修の目標】
国・県の教育改革の流れや、本県教育の指導関係の実態及び諸課題について理解する。また、教務主任として、特色ある学校づくり、教育課程の編成やその実施、危機管理等の具体的な場面における適切な対応方法について理解する。 |
- 【主な意見・感想、参考になったこと】
- <新教育課程>
- 新教育課程の原案のチェック等を再度していきたいです。
- 新教育課程編成など、新任教務にとって大変参考になる内容でした。
- 教育課程の適正な実施について職員間での連携を図りたい。
- <学業指導>
- 学業指導に向けた取組を振り返る機会を設け、学びに向かう集団作りにさらに積極的に取り組みたいと思います。
- 高い目標を持って意欲的に学習に取り組むよう、学業指導についても考えようと思います。
- <学校評価>
- 学校評価および指導要領について改めて検討し、よりよいものとする機会を設けたいと思います。
- 学校評価の方法について現在校内で検討中なので、それに役立てばと思います。
- 自己評価については、教育目標だけでなく、学校長が示す重点目標を反映させた項目を再構築しなければと思いました。
- <その他>
- 新しい高校入試への模索、入試へのビジョンの確認に取り組みたいと思います。
- 危機管理マニュアルを整理し、職員への周知を行いたいです。
- 3 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
- 【研修の目標】
本県教育の服務関係の実態及び諸課題について理解する。また、法令等に基づいた適切な教育活動を実施する手立てや、その際の教務主任としての役割について理解する。 |
- 【主な意見・感想、参考になったこと】
- 危機管理に関する校内研修の場面を作り、職員の意識を高めたいと思います。
- 今回の資料を活用した現職教育を実施できればと思います。
- 危機管理マニュアルをもう一度見直したいと思います。
- 様々な法令や県教委からの不祥事防止の文書などの解釈が深められたので、学校に戻って通り一遍の説明ではなく、納得理解してもらえるような説明ができると思います。
- 休暇についての規定を明確に知らなかったので、今回とても研修になりました。
- 保護者への対応について、教職員間で共通理解を図って対応することが大切だと再確認しました。
|