目 的 |
教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。 |
日 時 |
平成23年6月3日(金) 9:30~16:00 |
対 象 |
高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者 |
研修内容 |
1 講話・研究協議「教育の情報化への対応」
2 講話「教職員評価制度」
3 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」
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講 師 |
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
総合教育センター教育研修専門員
総合教育センター研究調査部長
総合教育センター研究調査部主幹
総合教育センター研究調査部指導主事
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研修の様子 |
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講話・研究協議「教育の情報化への対応」 |
講話「教職員評価制度」 |
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研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」 |
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研修評価・振り返りシートから |
- 0 研修の満足度、研修へのニーズ
- 満足度
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満足 |
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不満足 |
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4 |
3 |
2 |
1 |
研修満足度 |
78.9% |
21.1% |
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- 研修ニーズ
- 危機管理に関するマニュアル整備と対応訓練についての具体的事例
- 外部からの苦情、トラブルの事例と対策について
- 教育法規についての研修
- 学校の活性化に関する取組の実践例や問題点等
- 学校評価について
- コーチングについて 等
- 1 講話・研究協議「教育の情報化への対応」
- 【研修の目標】
教育の情報化が求められている背景、推進するための管理職の役割を理解するとともに、管理職としての取組について考えることができる。 |
- 【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】
- 今後、情報セキュリティ委員会(校内)組織の再検討と仕事内容の確認をしていきたいと思います。
- 情報セキュリティのマニュアルはできているが、運用面で不安な部分があります。マニュアルに従って運用できる体制にしていきたいです。
- SA@SCHOOL(グループウェア)を活用し、校内の情報通信の共有化に努めたいです。
- 校務フォルダの有効活用を進めていきたいと思います。
- 2 講話「教職員評価制度」
- 【研修の目標】
「教職員評価制度」を活用した教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための支援の在り方について、理解を深める。 |
- 【研究協議に参加しての主な意見・感想】
- 組織の一員として、個々のキャリア形成という視点から制度を活用していきたいと思います。
- 評価者には「判定者」、「査定者」と「育成者」、「支援者」としての二つの側面がありますが、特に後者に力点をおくことの大切さを認識しました。
- 制度の基本コンセプトを基に、教職員の資質向上、組織の活性化を図ることにより、生徒への教育の成果につながるという点が印象に残りました。
- 「組織の構成員」としての自己目標の設定という視点を踏まえ、今後の運用については検討が必要であると感じました。
- 3 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」
- 【研修の目標】
「教職員評価制度」導入の目的である「能力開発」、「資質向上」という趣旨を踏まえ、実施上の課題を共有するとともに、教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための具体的な活用について考えることができる。 |
- 【研究協議に参加しての主な意見・感想】
- 当初面談の前に、あらためて教職員評価制度の趣旨について説明する時間が必要であると感じました。
- 同じ目標でも評価基準をレベルアップすることにより、実質的な教員の育成、向上につなげていくことができると思いました。
- 先生方に組織の一員としての自覚を促すことの大切さを感じました。そのために、自らの取組が学校改善につながるという目標づくりから実践したいと思います。
- 教員の日常的な職務状況をよく観察し、機会あるごとに話をすることを通して、本人の考え方、意識等について理解しておくことの大切さが理解できました。多面的な評価の重要性を感じたので、主幹教諭や主任の先生方との連携が十分に図れるよう検討していきたいと思います。
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