目 的 |
校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。 |
日 時 |
平成22年6月25日(金) 9:30~16:00 |
対 象 |
高等学校、特別支援学校の新任校長 |
研修内容 |
1 講話「事務室との連携」
2 研究協議「学校経営上の諸課題」
3 講話「学校組織の活性化に向けて」
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講 師 |
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授 浜田 博文
県立宇都宮高等学校主幹兼事務長
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研修の様子 |

講話「事務室との連携」 |

研究協議「学校経営上の諸課題」 |

研究協議「学校経営上の諸課題」 |

講話「学校組織の活性化に向けて」 |
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研修評価・振り返りシートから |
- 0 研修の満足度、研修へのニーズ
- 満足度
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満足 |
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不満足 |
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4 |
3 |
2 |
1 |
研修満足度 |
43.8% |
43.8% |
6.3% |
6.3% |
- 研修ニーズ
- 学校の将来構想や特色づくりについての意見交換
- 学校経営方針について
- 危機管理の具体例
- 「法令、法規と実際」について
- 若手、人材育成の方法、コーチング
- 1 講話「事務室との連携」
- 【研修の目標】
事務室の業務について理解するとともに、学校特有の財務についても理解し、事務室との連携の重要性を再確認し、校長としての意識を高める。 |
- 【講話を聞いての主な意見・感想】
- 事務室の職務内容がよく理解できました。また、事務室との連携を大切にして、よりよい学校づくりを進めていきたいと改めて確認することができました。
- 分かりやすい話の中に、校長として確実に果たさなければならない事柄がいくつもちりばめられていて、大いに参考となりました。事務室の管理にも心を配らなければならないと改めて思いました。
- 身を乗り出して聞き入ってしまう内容でした。事務室からの目線が分かり、また、危機管理面での具体的に留意しなければならないことなど、大変意義あるお話でした。
- 2 研究協議「学校経営上の諸課題」
- 【研修の目標】
学校経営上の課題について発表し合い、意見交換を通して校長としての的確な対処のための観点を模索する。 |
- 【研究協議に参加しての主な意見・感想】
- 教頭、部長、職員を生かす学校経営、特色づくりを進める教育課程編成における課題の2点に関して、校長先生方と、情報交換、意見交換をもとに、多くの示唆を得る協議ができたと思います。有意義でした。
- 各学校が抱える課題の多様性を知ることができました。その上で、校種による違いもありますが、組織を利用した取組など参考になりました。
- 学校間の課題に異なるものがあったが、よい意見交換ができ、対処のための視点(ポイント)が明確になりました。
- 3 講話「学校組織の活性化に向けて」
- 【研修の目標】
学校組織マネジメントの意義を再確認するとともに、組織の見直しや人材育成に関するマネジメントの手法を学ぶ。また、自校の学校経営のビジョンを明確にし、実現に向けて考える。 |
- 【講話を聞いての主な意見・感想】
- 学校の組織の考え方、大切さや、校長のスタンスについて理解できました。実践できるようにがんばっていきたいと思います。
- 組織作りの中で、学校組織はサッカーに近いという点、「なべぶた型」ではなく「ウェブ型」であるという点が考えさせられました。
- 学校経営という概念は、難しいと感じています。今回のお話で少し分かってきましたが、まだまだ勉強していく必要があると感じました。学校経営については、10年目研修などで若い先生方にも意識させることが必要ではないでしょうか。
- 学校という組織の不確実性とその中の組織文化の構造は大変参考になりました。ウェブ型、共同ビジョンという新しい考えをこれからの経営に役立てていきたいと思います。
- 校長が学校経営ビジョンをもつことの重要性を再認識しました。しかし、学校組織の中で最初の重要意志決定を下すのは、1人1人の教員であるということは、目から鱗が落ちるようでした。
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