目 的 |
教育改革や今日的な教育課題について総合的に理解し、これからの学校づくりの視点をとらえ、校長としての学校経営能力の向上を図る。 |
日 時 |
平成21年6月11日(木) 9:30〜16:00 小学校
平成21年6月16日(火) 9:30〜16:00 中・高・特 |
対 象 |
全校種の校長 |
研修内容 |
1 研究協議「保護者や地域社会への対応と信頼される学校づくり」
2 講話「『モンスターペアレント』論を超えて−向き合う気持ちと共同性−」 |
講 師 |
大阪大学大学院人間科学研究科教授 小野田 正利 |
研修の様子 |

研究協議
「保護者や地域社会への対応と信頼される学校づくり」 |

講話「『モンスターペアレント』論を超えて
−向き合う気持ちと共同性−」 |
研修評価・振り返りシートから |
- 0 研修の満足度、研修へのニーズ
- 満足度
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満足 |
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不満足 |
研修満足度 |
4 |
3 |
2 |
1 |
小・中 |
41.2% |
47.8% |
5.3% |
0.2% |
高・特 |
57.8% |
31.3% |
7.8% |
3.1% |
- 研修ニーズ
- 今回のような研修
- 教員評価
- 危機管理
- 教員の資質能力の向上
- メンタルヘルス関係
- 夢や希望のある学校づくり
- コーチングなどの人材育成
- 地域(学校外)の人材活用
- 教師・保護者・子どもの心理
- 多忙感解消について
- ミドルリーダーの育成方法
- 現代社会と子供の育成 等
- 1 研究協議「保護者や地域社会への対応と信頼される学校づくり」
- 【研修の目標】
保護者や地域社会から寄せられた要望・苦情等に対して、的確かつ迅速に状況を把握し、教職員に的確な指示が行え、関係機関と連携しながら組織的に適切に対応できるようにする。 |
- 【研究協議を実施しての主な意見・感想】
- 他校での実際に寄せられたクレームの内容とその対応について、自校での様子と比較しながら考えることができてよかった。
- どこの学校でも様々な問題を抱え、また、真剣に対応していることがわかり参考になった。
- 一つの事例についてじっくりと時間をかけて協議できたことがよかった。
- グループ内で同じような要望やクレームがあり、共感ができた。地域や各種団体との調整、校長の考えをしっかり伝えることが大切だと思った。
- すべての事例で共通することは「保護者との信頼関係の構築にあり」を改めて確認した。
- 常習的なクレーマーの対応などに共感できた。
- 多様化した保護者への対応などが参考になった。
- 義務・県立にかかわらず、同様の問題があることが分かった。地域との関わりは、義務の方がより深く、苦情等への対応も非常にきめ細かく行っており参考になった。
- 中・高での受け止めや対応などに微妙な違いがあることに気がついた。
- 2 講話「『モンスターペアレント』論を超えて−向き合う気持ちと共同性−」
- 【研修の目標】
保護者や地域の実態やニーズを的確に把握する方法や対応方法について講話を通して再確認し、関係機関や保護者、地域等と連携した教育活動を企画・推進できるようにする。 |
- 【講話を聞いての主な意見・感想】
- 大変参考になった。
- 「先生は子供を見ること、しっかり教えること」とまとめくださり、力づけれた。また、 勇気をいただいた。
- 保護者からの要望や苦情に対して、まずは聞く耳をもち、話し合い、語り合うこと、それによって信頼関係を築いていけるよう努力するということの重要性を再認識した。
- 保護者、地域とのよりよい人間関係や連携の重要性を再認識した。親の背景にある状況を推測することを念頭において対処したい。
- 充実した研修だった。本校は現在大きな問題もなく、落ち着いた活動を展開できているが、本日の研修を肝に銘じて励みたい。
- 学校は世間知らず、世間もまた学校知らずという言葉が心に残った。互いによく理解し合うことが大切だと感じた。
- パフォーマンスには少し閉口したが、大変有意義で役立つ話だった。
- 小野田先生の講話は2回目だが、何より元気アップにつながるのがよい。
- キーワード、ケース1〜3が大変役立った。よい企画であった。
- 講話の内容も具体性がありよかった。何よりあの話し方に迫力を感じ、最後まで集中することができた。
- 豊富な事例に基づく講話であり、普段考えていることが整理できた。
- 大変勉強になり、元気をいただいた。
- 保護者・教員を含めて拝聴する機会を作って欲しい。
- 教師対親の関係ばかりが表面化しているが、子どもに目を向けることを忘れないという言葉が、印象的だった。
- 話の内容よりも、そのパワーに感心した。
- 大いに納得・理解できたが、実際の対応に活かせるかが課題である。
- 振り上げた怒りの拳の源を理解することが大事であることを認識した。
- 保護者の立場に身を置くことの大切さを理解した。
- 長時間の講話を飽きさせずに引き込む話術はさすがである。元気をもらった。
- 学校にもできないことがあることを伝えることの大切さを認識した。
- 学校の対応力を向上させるため、校長としてどうすべきか、参考になった。
- 極めてパワフルで、圧倒された。非常に価値ある時間だと思った。
- 学校によって事情は異なるので、事例に対して様々な対応を職員と共に考えていくことが有効であると思った。
- 常に子供を中心に据えて考えることが問題解決につながっていくと感じた。
- ポイントの書いてある紙を提示しながらの話だったので理解しやすかった。
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