参加案内
- 栃木県教育研究発表大会
- 平成29年度 栃木県教育研究発表大会
- 学校経営部会
- 部会テーマ:これからの時代に求められる学校経営
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本部会では、教職員への指導・助言等にコーチングの手法を活かした小学校の事例と、地域の教育資源を活用した教育課程の研究に取り組んでいる高等学校の事例が発表されました。
【発表1】
教職員の参画意識と資質・能力の向上を図る学校経営の在り方
-コーチングを活かした教職員面談と職員研修を通して-
教職員が意欲的に学校経営に参画するためにはどうすればよいか。また、自己の資質・能力を向上させるためには、教職員への指導・助言をどのように行えばよいか。これらについて、コーチングの手法を活かしながら、教職員の面談における目標設定の在り方と教職員研修の在り方の2点から実践した小学校の事例が紹介されました。
【発表2】
地域の教育資源を活用した「深い学び」へのアプローチ
地域の教育資源を活用した「深い学び」という視点から、教育課程の研究に取り組んでいる事例についての発表がありました。実践校の現状分析の結果を踏まえ、目指す生徒の姿を明確にした上で教育課程を編成し、地域課題解決を目指す科目設定や交流体験、地域貢献等の実践を、キャリア教育、「深い学び」につなげている高等学校の事例が紹介されました。
【指導助言】
宇都宮大学教職センター副センター長・教授の瓦井千尋様より、分かりやすいお話と参考になる配付資料で、発表の内容整理をしていただきました。管理職の心得などについてもお話しいただき、参加者のやる気や意欲を高めるような御助言をいただきました。
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- 【参加者の感想】
- 同じ校長という立場である自分にとって、大変参考になりました。
- 発表者の経営への情熱、思いが非常に強いことに深く感銘いたしました。自らを振り返り、学校経営の改善に努めたいと思います。
- 教職員評価の一番の目的である意欲・やる気の喚起に、コーチングは大切なものだといえると思います。今後に活かしていくことができる発表でした。
- キャリア教育は、中学校でも大変参考になる内容で、勉強になりました。