調査研究
- 内地留学生研究集録(抄録)
- 平成25年度 内地留学生研究集録(抄録)
- 5 通常の学級における支援が必要な生徒への指導の在り方
- 足利市立協和中学校 澤田 貴子
- 内地留学生研究集録(43集)P21~P24
- 支援が必要な生徒が安心して生活できるようにするためには、教師が特別な教育的ニーズを把握し、個に応じた効果的な支援をすると同時に、お互いの違いを認め合えるような、安心感のある集団を育てていくことが大切である。そこで、対象生徒へ個別の指導・支援を行い、並行して集団への指導・支援について検討し、どのようなかかわり方が有効なのかを探った。
本研究を通して、個別の指導計画に沿って、生徒指導委員会の間接的支援を受けながら学年会を母体としたチーム支援を行うことが、より深い指導・支援につながることが窺えた。また、安心感のある集団を育てるために、特別支援教育の視点に立って、教育実践を整理・分類することができた。