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  • 内地留学生研究集録(抄録)
  • 平成23年度 内地留学生研究集録(抄録)
  • 9 支援を必要とする児童の実態の見取りと指導・支援の在り方
  • 宇都宮市立国本西小学校 阿久井 千絵
  • 内地留学生研究集録(41集)P39~P42
  •  通常の学級に在籍する児童の中には、集団での活動や学習にうまく適応することが苦手な児童がいる。 本研究では、対象児童の事例を通して、支援を必要とする児童の実態を見取り、整理し、それらを生かした指導・支援について検討した。支援を必要とする児童の実態を見取るためには、児童にかかわる複数の教師などの関係者が連携を密にして情報を交流し、今までの指導や児童の気持ちなどと合わせながら、実態の多面的な把握をすることが大切である。また、見取った実態をもとに、うまくいっていることを生かした個別の指導計画を作成し、PDCAのサイクルで指導をすることが有効である。児童への効果的な指導・支援は、普段教師が行っている指導・支援の中にたくさんあり、それらを意識して行うことが、児童に安心感を与える効果的な指導・支援につながることが確認できた。




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