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教科「情報」指導事例

プロトコル

学習指導要領との関係

情報伝達、ネットワーク

本項目の指導目標

情報を効果的に受発信したり、情報を共有したりするためには、情報のあらわし方に取り決めや工夫が必要になることを学ばせる。また、情報通信ネットワークの利用について知るとともに、インターネットとLANの仕組みについて理解する。

指導の概要(総時数:3時間)
指導項目 指導時間 使用教材等
電子メール  
共通の約束事 Webコンテンツ
プロトコル(Flash教材)
情報通信ネットワークの仕組み(Wordファイル)
ファイルの圧縮  

本時のねらい

データを正しく交換するために、共通の通信における取り決めが必要であることを理解する。

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指導展開例
学習活動 時間 学習のねらい 指導上の留意点及び使用教材
導入 体育の授業でサッカーを行う時には、どのような競技上のルールがあるか話し合う。また、そのルールを守らないプレイヤーが競技に参加していたらどのような事態が起こるか話し合う。 5分 情報通信ネットワークのしくみとルールを学習する意義を考えさせる。 本教材は次のサイトから入手できる。
http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/jissenshiryou/sidoujirei/joho/proto/protocol.html
生徒パソコンに表示させる。
展開 情報通信ネットワークのしくみをイメージしたアニメーションを使って、ネットワークの基礎を学習する。

宅配便の仕組みの理解から情報通信の仕組みの理解へ深める。

階層化したものがどのように扱われるのかをTCPのプロトコルを例に学び、世界標準プロトコルの考え方を学習する。

IPのプロトコルを調べる。
40分 ネットワークの理解には、基礎技術になるパケットとラベル(ヘッダ)が重要であることを理解させる。
また、それは多くの人たちとの取り決めにより支えられていることを理解させる。 目に見えない情報通信ネットワークのパケットの送信が、宅配便の荷物を相手に送るという単純なしくみと同じであることを理解させる。

データの正確性を保つTCPのプロトコルを題材に階層化の利点を理解させる。

IPのプロトコルはデータを送り届けるプロトコルであることを理解させる。
パケットを使ったデータ通信(説明ファイル)HTMLファイル(FLASH)
パケットとプロトコルのボタンをクリックして、教材を生徒の画面で動かしながら、説明する。

パケットを使ったデータ通信(説明ファイル)HTMLファイル(FLASH)
宅配便とプロトコルのボタンをクリックして、教材を生徒の画面で動かしながら、説明する。
宅配便の荷物が届くまでの工程をTCP/IPプロトコルに当てはめると、プロトコルの役割が非常にわかりやすくなるので、必要に応じ補足説明する。

パケットを使ったデータ通信(説明ファイル)HTMLファイル(FLASH)
OSIモデルとプロトコルのボタンをクリックして、教材を生徒の画面で動かしながら、説明する。

インターネットの検索エンジンが利用できるとよい。
まとめ 日常生活における様々なプロトコルを考え、情報通信における正確な情報伝達に必要なプロトコルを整理する。 5分 常にプロトコルを意識することで、ネットワーク上のさまざまな機器の働きを理解しやすくさせる。 再び冒頭のサッカーの競技ルールの話をもとに、通信プロトコルをあわせることの重要性を特に強調する。常にプロトコルを意識することで、ネットワーク上のさまざまな機器の働きを理解しやすくさせる。

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使用教材及びWebコンテンツ

Webコンテンツ
Webページ名 栃木県総合教育センター(http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/)
コンテンツタイトル プロトコル
URL http://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/jissenshiryou/sidoujirei/joho/proto/protocol.html
活用のポイント プロトコルのしくみがアニメーションにより理解しやすく、特に目に見えないデータ通信を図示することにより分りやすく示されている。

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