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教科「情報」指導事例

チャット体験とチャット上の問題点

学習指導要領との関係

情報収集・発信における問題点

本項目の指導目標

ネットワーク上のコミュニケーションの心構えを理解する。
ネットワークを利用したコミュニケーションの方法として、メール、掲示板、チャット、テレビ会議の利用上の問題点にて理解する。
ネット上のモラルとマナーを理解する。

指導の概要(総時数:3時間)
指導項目 指導時間 使用教材等
コミュニケーションとは
ネットワークを利用したコミュニケーション
 
チャット体験とチャット上の問題点 Webコンテンツ
フリーソフト
ネット上のモラルとルール  

本時のねらい

チャットをとおしてネット上のミュニケーションの一つの方法を体験し、その有用性と問題点が理解できる。
ネット上のコミュニケーション(掲示板、チャット等)は、表現の自由、匿名性、利便性について理解できる。

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指導展開例
学習活動 時間 学習のねらい 指導上の留意点及び使用教材
導入 チャットのやり方について理解する。 5分 ネット上のコミュニケーション方法の一つであるチャットの仕方について理解する。 ネット上のコミュニケーションは、チャット、掲示板、メール等あることを紹介する。その際、生徒に発言させどの程度ネット上のコミュニケーションを知っているか確認する。
(事前にチャットができる環境を整えておく)
展開 チャットを15分間行う。
 ハンドルネームで登録しチャットを行う。
15分 チャットの仕方を理解させ行わせる。 チャットはパソコン室内の閉じられた環境で行うようにする。
チャットでの問題点について協議させる。 5分 コミュニケーションの匿名性における問題点について理解させる。 15分間のチャットからどのような問題が起こったか考えさせる。また、問題が発生しないときは、どのような問題が発生知るか考えさせる。
電子掲示板・チャットにおけるモラルとマナーを考える。 10分 文字だけのコミュニケーションは誤解が生じやすいことを理解する。 2ちゃんねる等を紹介しどのような問題が起きているか知らせる。
ネット上の落書きと教室の落書きの違いを考えさせる。
ネット上のコミュニケーションを行う上での注意点を理解する。 10分 ネット上では、1対1のコミュニケーション、1対多のコミュニケーション、リアルタイムコミュニケーションがあること、それぞれのコミュニケーションの特性を理解する。 メールでのコミュニケーションで友達と問題になっこと誤解を招いたことがないか考えさせる。
まとめ ネットワーク上でのコミュニケーションにおけるモラル・マナーについてまとめる。 5分 双方向でのコミュニケーションは互いの人権を尊重することが大切であることを理解する。 ネチケットと言う言葉を知り、ネット上でのようよい振る舞い方について理解させる。

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使用教材及びWebコンテンツ

フリーソフト
ソフト名 NaruChat
ソフトの内容  WindowsXP Windows2000 で動くフリーのチャットソフトです。IEなどのブラウザから参加できるチャット(JavaAppletとChat&Webサーバーのセット)
 簡易WebサーバーとChatサーバーの機能を併せ持つ、NaruChat.exeと IEなどのブラウザで実行する、JavaAppletのクライアントNaruClient.jarのセットです。
 パソコン室の指導者用パソコンにインストールして活用する。
URL http://high.s16.xrea.com/xpnaru/

Webコンテンツ
Webページ名 ネチケットホームページ(http://www.cgh.ed.jp/netiquette/)
コンテンツタイトル ネチケットガイドライン
URL http://www.cgh.ed.jp/netiquette/rfc1855js.txt
活用のポイント 世界で初めて出来たネチケットガイドラインの日本語訳です。サリー・ハンブリッジ著(インテル社)1995年10月 高橋邦夫訳(東金女子高等学校)1996年2月2日のものです。

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